子どもの感受性
今から1年くらい前(娘が年中のとき)幼稚園でお友達関係で色々あったりで
行きしぶりが かなりあった。そのとき娘に
「生きていると みんな辛いことがいっぱいあるんだよ。辛い思いをすると
同じように辛い思いをしているお友達の気持ちが分かるし 優しくしてあげられる
でしょ。」
そんな話の流れで
「辛い思いをすると 心が磨かれて優しくなれるし 心がキレイに
なるんだよ。」
「人は心をキレイにするために 生まれて来たんだよ。」
と話をした。いつもすぐ飽きてしまい 話を聞かない娘が
このときはとても話を聞いていたのに少し驚き
そして深い話も4才の娘と出来るようになったんだなぁ。と思ったのを
覚えている。
それから1年が経った 最近のこと。娘に好きな男の子(Aくん)が出来た。
けれどAくんはBちゃんにばかり ちょっかいを出すらしく
娘は「AくんはBちゃんが好きなのかな~?」と悲しそうだったので
「男の子はAくんだけじゃないよ」となぐさめた。
娘の初めての恋バナを聞いて なんかロマンチックなことを言いたくなった私は
「〇〇(娘)を好きになってくれる人がきっと出来るよ。その人を見つけるために
生まれたんだよ。」
すると娘は「ママ違うでしょ。心をキレイにするために生まれたんでしょ。」
一年も前の話を娘が覚えていたことに驚いた。
きっと大人が思うよりも
感受性や理解力を子どもは持っているのだと 感じた出来事だった。